私たちは、会社変革の軸となるのは経営者さまの想いと考えています。その「軸」がぶれることなく、下記の図のように徐々に次の段階に進みながら、今の時代にふさわしい企業価値を創出します。時代が変われば、新たな「軸」を構築し違う施策を講じて、新しい価値を創出します。
ファーストステップとして、まずは経営者さまの強い意志や熱い想いを言葉に、また目に見える形にして社内に浸透させ、社員さまとひとつの価値観を共有します。それによって全員の一貫性ある行動・表現・体験が生まれるのです。
デザインにおいてなにより重要なポイントは「人を中心」とした考えのもと、プランを築くことです。お客さまや社員さまなど、企業を取り巻く「人」に寄り添ってこそ、人々の満足度や幸福度を高められる課題解決法が生まれてくるのです。
私たちは経営者さまの想いに、既成概念に囚われない自由な発想のデザイン戦略を加える方法をお伝えします。それらを取り入れることで、社員さまがいきいきと活躍できる風通しの良い場作りや、お客さまのニーズに的確に応える商品やサービスを生み出すことができます。
「デザイン」と聞くとファッションや広告、あるいはお菓子のパッケージやロゴなど、カタチのあるモノを思い浮かべる方も多いでしょう。それを「狭義のデザイン」と定義づけるとすると、私たちが提供するデザインは、経営戦略までも視野にいれた広義のものです。
多くのモノがあふれ、人々の価値観が多様化していくなかで、単にハイスペックなだけのモノが売れないのは周知の事実です。そんな時代だからこそ、ビジネスにおいては「人」に着目した考えを戦略に生かすべきであり、その考えこそがデザインです。
そもそもデザインするうえで最も大切なのは、常に「人」を中心に置くこと。人々がもっと快適に、もっと楽しく、もっと幸せになることを目的に、それを阻んでいる課題を見つけ、解決法を考え、実行していくのがデザインです。そしてビジネスにおいては、作り手の押しつけではなく、人から求められている価値観に合うものを提供することが求められています。
デザインを活用した経営改革を実践することで、社員さまの意識は変革を遂げ「自社のあるべき姿とは何か」を理解し、「その中で自分自身はどうあるべきか」という答えを導き出す力を身につけられるはずです。
社員さまのそのような強い意識と行動から、企業の価値は生まれ、自ずと世の中へと伝わっていくのです。そのような自発的な思考と行動力を築き、これからの企業の長い歴史を積み上げていきましょう。